タマネギ
自然農法のつもりで自分が実践している方法で、タマネギらしきものが少々収穫できました。
ここは一応畑です。畝の形状もわからないほど草に覆われていますが、この中でタマネギがかろうじて育ちました。
育ったタマネギがこちらです。大きさは一口サイズ。普通のものと比べればずいぶん小ぶりです。しかし一応はタマネギの形になっていました。
母から分けてもらった苗を植えたので、品種は母のものと一緒です。しかし先日収穫した母のタマネギは、丸々と大きく育っていました。母の育て方はいわゆる慣行農法で、穴あきマルチを張り、必要に応じて化成肥料を与えるというものです。
このような差が出たことに、思い当たる節があります。
まず、日照不足。自分が植えた場所は、冬の間、山の陰に隠れて終日日陰になっていました。春以降、太陽高度が上がって日光が当たるようになりましたが、冬の日照不足の影響を取り戻せなかったのではないか、と考えます。
加えて、養分不足。植え付けた場所は、もともと山の中腹を切り開いて作ったような段々畑の一角でした。雨が降ると養分豊富な表層土が下に流されてしまいやすい場所です。さらに土壌は石ころだらけ。養分を蓄えるのに宿命的に不向きな場所なのかもしれません。
除草を怠って、苗が草に埋もれることも多かったことも要因の一つだろうと思います。
ただ、これだけ悪条件が重なっても、一応はタマネギらしきものができたことに、ちょっとした手応えを感じています。この反省を次回につなげたいと思います。
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