餅つき
今年も例年通り、餅つきをしました。
3月に母を亡くしたことから、こういう祝い事は行ってよいか迷っていましたが、調べてみると、餅つきは大丈夫なのだそうです。1年間の服喪期間やその間の年賀状の喪中欠礼などは、仏事。一方、餅つきや正月飾りなどは神事とのことです。
神事にも、仏事でいう四十九日に当たる五十日の服喪期間はあるらしいのですが、それを過ぎれば特に制限はないとか。
そんな訳で、うちの家族と弟家族がわが家に集まり、みんなでバタバタと餅つきしました。
昨年は、母が一時退院してこの様子を見守っていたのですが、今年は天国から見守ってくれているのでしょうか。母がいる時のように、なかなか手際よくいきません。「いや、違う違う。こうやるんちゃ」みたいな声が、頭のどこかで木霊のように響いている感じです。
忙しすぎて、餅つき最中の写真を撮れませんでした。
餅をつく以外にも、道具の準備や後片付けまで考えると、途方もない作業量です。母はこれを「女の仕事じゃけえ」と、老いた体で一人でやっていました。無理させてしまったと、遅ればせながら申し訳なかったと思います。
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