ヨモギ
ヨモギを摘んできました。春秋のお彼岸におはぎを作ったり、年末の餅つきのときにヨモギ餅を作ったりします。
母が続けていた作業を見る限りは、大した仕事じゃないように思っていたのですが、いざ、実際にやってみると、これがけっこう大変で。。。
まず、摘んできたヨモギを仕分けます。摘んできたものには、他の雑草がたくさん混ざっています。他にも、枯れたりして使えないヨモギ、生長しすぎて固く香りも乏しいヨモギなどがごちゃ混ぜ状態です。それらを一つひとつ手作業で選り分けていきます。老眼のせいもあってか、おおよそざる一杯分のヨモギを選り分けるのに、2時間くらいはかかりました。
選り分けたヨモギを、湯がきます。灰汁抜きのため、タンサン(重曹)を適量混ぜるようにと、母から聞かされていました。
湯がいていくと、みるみると鮮やかな緑色に変わっていきます。同時に、ヨモギの香りが強烈に鼻を突きます。
湯がいたヨモギの水気を絞って、握りこぶし大のヨモギの球が3つほど出来上がりました。これが、一回の彼岸や餅つきで使う分量に相当します。
同じことをあと2回繰り返さないと、1年分の最低限が準備できません。溜め息、、、。
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